「ラーメン構造×耐震壁構造」の特許工法

《ちかやねん》は短辺方向には□型フレームによる「ラーメン構造」、長辺方向には鋼板と型鋼による「耐震壁構造」という二種類の強固構造をミックスして制作されています。この工法が特許承認を受けた制作工法です。したがって他社には決してマネのできない独自工法です。

50トンの土圧・水圧にもびくともしない頑丈なつくり

地下水位が高く、軟弱性地盤の多い日本では、地下室本体にかかる土圧や水圧、浮力の力は計り知れないものがあります。それらに耐えられない地下室では安心して暮らすことができません。
その点《ちかやねん》は土圧に耐えうる強度と自重、ならびに被覆する生コンの重量で浮力対策も万全。日本建築総合試験所での破壊テストで変形やたわみのない頑健な構造体であることが証明されました。

阪神・淡路大震災にも無事だった《ちかやねん》
地震から家族と住宅を守ります

阪神・淡路大震災のとき、すでに設置された《ちかやねん》は29棟ありましたが、上家倒壊等の事故もなく全棟無事でした。
地下の揺れは地上の半分と言われます。さらに地下室と上家の基礎を緊結し一体化させることと3mの基礎を持った建物は耐震性が抜群です。また鋼製の《ちかやねん》には鉄特有の粘りがあります。地震で破壊されてしまうことは先ずありません。

湿気や結露もない快適空間
壁体内換気でカビの心配も無用

地下室のメリットは温・湿度変化が少なく“夏涼しく、冬暖かい”こと。しかしこれまでの地下室では水漏れや湿気、それに結露の心配がありました。
《ちかやねん》は完全防水構造、しかも断熱材で地熱を遮断し結露の発生を防ぎ、24時間壁体内換気システムでカビと嫌な匂いを払拭しました。「カラッとした快適な空間」これが新しい地下室です。暑い夏でもエアコンを必要としない程で、体にも地球にも優しい21世紀のライフスタイルです。

防音性・吸音性に優れ、プロにも評価される音質が実現

音楽演奏やオーディオの楽しみは、誰に気がねすることなく「生の音」を存分に満喫することでしょう。
地中は天然の遮音材。加えて、周囲を鋼板で囲まれた《ちかやねん》の気密性は高く、防音性に優れています。地上では不可欠な特殊な防音工事が不要で、そのコストメリットは比較になりません。また、壁体内に空気層を持つ吸音性の高い構造で、反響音を抑え、音質が良いと音楽愛好家にも絶賛されています。

わずか10日間の工期で、安定した品質の地下室が完成

《ちかやねん》の工期はわずか10日間で完了します。従来のRC（鉄筋コンクリート）工法だと2~3ヶ月にもわたる工期を必要としますのでこの点が大きな違いです。また本体は専門工場で100%制作。制作現場が雨風にさらされることなく、安定した品質が保証されます。本体をユニットの状態で搬送し、現場ではそれをジョイントするだけ。据付はわずか1日で終了。長期にわたる工事は地震国日本では危険極まりないことです。